驚異のスマートフォンカメラの再現力
2020.03.13 WORKS
最近のスマートフォンカメラの解像度や、レンズ性能の良さには目を見張るものがある。
一時代前ではスマートフォンカメラの画像解像度は低く、写真を撮っても一眼レフカメラと比べると画像の違いがはっきり現れてしまい、使用する大きさにもよるが印刷原稿として使えるレベルではなかった。
撮影チャンス時にいつも一眼レフカメラを持っているとは限らず、スマートフォンカメラが一眼レフカメラに代わり、ある程度の画質を維持できれば救いの神となる事は言うまでもない。まさしくそんな事例に出くわして驚いたのである。
提供された写真データはスマートフォン画面比率の縦画像データであった。
2017年以降スマートフォンカメラの性能はめまぐるしい進化をとげた感があるが、看板に出力された写真サイズは実質使用で2m角と大きく、トリミングして伸ばされるから写真は粗く色調も淡く呆けてしまうだろうとの事前予測だったが、看板という媒体上、遠くから見るということもあるが、プロが撮る一眼レフカメラの画像には劣るが、かなりの鮮度で再現したのである。
撮影条件と光量に恵まれたシャッターチャンスであったのだろうと推測する。
データを出力したスマートフォンカメラの性能もプリント出力した加工機器の再現力の進化に驚くばかりである。