アーツ・アンド・クラフツ運動とロートアイアン

2017.04.26 MESSAGE

東欧視察デザイン研修より

ヨーロッパには築後何百年という大聖堂や歴史的な石造りの建造物がある。
ロマネスク、ゴシック、バロック、ロココ、など長い歴史の中で完成された建築様式のトレンドである。
この建物に自然にマッチするのはロートアイアンだ。
アールヌーヴォーの起源はウィリアム・モリスがはじめた1861年イギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動にはじまる。
大量生産に強く反発し、それをまやかし物だとして工芸芸術の復興をもとめた。
幻想性の強い装飾的なスタイルをつくりだすために、日本の浮世絵やゴシック美術などもモティーフとして利用されたという。
[ブダペスト・王宮の丘にて]

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