アーツ・アンド・クラフツ運動と教会ステンドグラス
2017.04.18 MESSAGE
東欧視察デザイン研修より
大聖堂でのステンドグラスの目的は教会内の灯りとりの目的と字の読めない人々のために神の教えの物語を表すために作られ、はめ込まれたと言われている。
19世紀におけるステンドグラス類は「アーツアンドクラフツ」運動の古き良き時代に帰ろうという中世回帰を目標に生まれた制作活動の作品の1つです。
手作り、職人というものに重点を置き、手作業のよさを見直す運動だったのです。
手作りの品は高く一般庶民には買えないという欠点はあったのですが、ステンドグラス自体が金持ちの趣味や教会や公共建造物しか使用されないもので希少ではあったがその人気はで落ちませんでした。
[プラハ・聖ヴィート教会にて]